どうも、こんにちは!
今回は『ウィザーズ・ブレイン』3巻の感想を書いていきます。(この記事には3巻のネタバレが含まれているのでご留意ください)
祐一の再登場が嬉しかったです!
3巻の表紙
3巻の感想(ネタバレあり)
3巻の表紙は、ディーとセラの二人が飾りました!
3巻でも 前巻同様新しい主人公の物語が描かれましたね。
今巻ではディーとセラがメインキャラクターでした。 1巻で活躍した祐一も再登場したのは嬉しかったです!
3巻の物語も面白かったけど切なくて心が痛い場面が多かったな。
ディーとクレアやセラとマリアの関係が特に切なくて、読み進めるのが少しキツかったです。
シティを脱出したディーとセラがどこに向かうのか、二人がどんな関係になっていくのか楽しみです!
それでは、気になった登場人物ごとに感想を書いていきます。
『ウィザーズ・ブレイン』 2巻の感想(ネタバレあり)
登場人物ごとの感想
ディー(二重(デュアル)No.33)
ディーは3巻の主人公です。
偶然誕生した規格外の魔法士で、騎士の弱点を克服しています。
人を傷つけることに酷く臆病で、そのため何度も任務を失敗していて その度に処分を検討されていました。
ディーがマリアに生まれたときから両親がいないから、誰よりも家族の大事さについて誰よりも分かっていると伝えるシーンは印象的でした。
ディーは「強さ」を求めていましたね。 強くなりたいと思いながらも、上手くいかないことが多かったな。
戦闘のポテンシャルは 非常に高いだろうから、これからどこまで強くなっていくのか楽しみです!
セラ(セレスティ・E・クライン)
セラは 非常に珍しい自然発生している魔法士です。 出会ったばっかりのディーに対して「わたしのこと、バカにしてます?」と何度も聞く場面は面白かったな。
ディーの魔法士探しに協力していましたね。
母のマリアの死に ディーが影響してたことを知ってからの展開は読んでいて辛かったです。
ディーのことは好きだけど、好きなままでいたらお母さんが可哀想だから、ディーのことを許さない決断をしました。
ディーよりも強くなって、母の敵をとるために強くなると決意を決めるシーンは切なかったですね。
結果的には 自分の母の敵であるディーとセラの二人はどんな関係になっていくんだろう。 できれば、二人が結ばれるか 幸せな物語を描いていってほしいけど厳しそうだな..
黒沢 祐一
1巻ぶりの登場を果たしましたね!
3巻の冒頭では 錬から祐一宛の手紙が送られていました。 錬が元気に過ごしているようで嬉しかったです。
祐一は 戦友だったマリアから「助けてほしい」という手紙を受け取り、マサチューセッツを目指しました。
祐一は ディーとの勝負に全て勝利したのは流石だったな。 現状では 祐一が最強キャラクターなのかな?
雪の愛剣を使っているところも良きでした。
これからは ディーやセラと一緒に行動をしていくのか、また一人で旅にいくのか 裕一の行動が気になります。
クレア(千里眼(クレアヴォイアンス)No.7)
クレアはディーの姉ですね。 ずっとディーのことを支えていて、彼のことを非常に大事に思っていました。
ディーが廃棄にならないように色々な手回しをして、苦労していましたね。
クレアは可哀想な結末でしたね。 誰よりも大事に思っているディーが 自分の元を去って行って、敵になってしまうのは悲しい展開だったな。
別れたディーが 危険な状況の中、クレアに花束をもってきていた描写はよかったなぁ。
これから、ディーとクレアの二人の関係がどうなっていくのか気になります。
マリア・E・クライン
マリアはセラの母親で、裕一とは戦友の魔法士です。 ずっと脳を使い続けた影響で、寿命が短くなっていました。
寿命を知ってからは娘のセラに対して、自分を嫌いになるように冷たく接していました。
ディーとの戦いの結果、マリアは記憶を失ってしまったところは悲しかったです。 これから セラとの関係を改善しようとしていたときのキツい展開でした。
記憶を失ってからも、セラのことを娘と思って接している姿は印象深かったです。 最後は 襲われそうになるセラのことを庇って亡くなりましたね。
もっと、セラとマリアの二人のやりとりを見ていたかったです..
まとめ
3巻も面白かったです!
祐一が再登場をしてくれたのは嬉しかったですし、ディーとセラの二人の関係性もよかったなぁ。
これから二人の関係がどうなっていくのか楽しみです。
それでは、読んでくれてありがとうございました。
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