どうも、こんにちは!
今回は『ウィザーズ・ブレイン』2巻の感想を書いていきます。(この記事には2巻のネタバレが含まれているのでご留意ください)
2巻の表紙
2巻の感想(ネタバレあり)
2巻は、特殊な魔法士の<龍使い>の物語が描かれましたね。 1巻の事件から 1年後の物語が展開されました!
1巻で登場していた錬やフィア、祐一は全くでてきませんでした。 錬や裕一たちが主人公の物語かなと思った居たので、読み始めたときは驚きました。
2巻の物語は かなり切ない物語だったなぁ。
後半の島を脱出する展開は みんながどんどん傷ついていって読んでいて辛い展開が多かったです。
シャオロンたちも生き残って、ヘイズと一緒に脱出する流れかと思っていたので、予想と違う展開でした。
ファンメイとシャオロンが最期の別れをする場面は 本当に切なくなってしまいました。
シャオロンやカイ、ルーティは亡くなってしまったけど、彼らの分まで ファンメイは生きていってほしいですね!
それでは、気になった登場人物ごとに感想を書いていきます。
『ウィザーズ・ブレイン』 1巻の感想(ネタバレあり)
登場人物ごとの感想
李 芳美(リ ファンメイ)
ファンメイは2巻の主人公です。 とても明るい少女で、黒の水による肉体変化で背中から翼のようなものを生やすことができます。
シャオロンとは喧嘩ばかりだったけど、最後のお別れをする場面は心にきました。 彼の分まで 頑張って生きていってほしいです!
2巻では ファンメイの旅立ちまでが描かれました。 ファンメイの抱えているものは大きいだろうけど、これからどんな人生を歩んでいくだろう?
政府に追われるから、安全な旅ではないだろうけど。
ヴァーミリオン・CD・ヘイズ
ヘイズは2巻のもう一人の主人公ですね。 シティの依頼で、ファンメイたちがいる島にやってきました。
ヘイズは 優しい性格で、これまでも甘いところがあって 色々と大変な目にあってきたようですね。
ファンメイたちとの関わりの中で、彼女たちに共感や同情して 助けおうと決断する場面はカッコ良かったです!
ヘイズの戦い方がカッコ良かったですね。
「できそこない」の魔法士であるヘイズは 魔法は使えず、使える能力は「予測演算」。 指を鳴らすことで 敵を倒すことができるのは恐ろしいなぁ。
もし 1巻の祐一とヘイズが戦ったら、どっちが勝つんだろう?
ヘイズの相棒のハリーとのやりとりも面白くてよかったな。 二人がお互いに信用しているのが伝わってくる関係性で、もっとヘイズとハリーのやりとりを見てみたいです!
雷 小龍(レイ シャオロン)
シャオロンはファンメイのことが好きな少年ですね。
黒の水による肉体変化は右腕で、戦闘時に二つの刃を持つ「蟹の爪」に変化させることができます。
不器用な性格でファンメイへの想いを表すことができていませんでした。
過去にファンメイたちが作ってくれた 到底食べることができないケーキを食べきって、美味かったと伝えるシーンはカッコ良かったですね。
終盤の展開ではシャオロンのことが大好きなキャラクターになったなぁ。
ファンメイのことを庇って重傷を負ってしまい、自分が暴走すると感じて 自らを攻撃して彼女のことを守る姿は本当にカッコ良かったです!
身体が崩壊してしまったけど、ファンメイを守るために 彼女を助けにきた場面はアツかったなぁ。
彼女が旅立っていく姿を見送るシーンは切なかったですね。 ファンメイと一緒に生き残ってほしかったです..
飛 露蝶(フェイ ルーティ)
ルーティは ファンメイやシャオロンのお姉さん的立ち位置で、カイに想いを寄せていましたね。
ルーティは カイと共に黒の水の暴走や自分たちの真実を知っていて、暴走を抑える薬を開発していました。 その薬をずっとファンメイやシャオロンの食事に加えていたのは凄いですね。
ほとんど薬が完成したのに、カイが暴走してしまっていてい 絶望していたところは読んでいて苦しかったです。
毎日の記録をビデオに収めていて、そのビデオをヘイズに託しましたね。
戒 蒼元(カイ ソウゲン)
カイは寝たきりになっている少年ですね。 ファンメイやシャオロンを見守っていて、シャオロンの秘めた気持ちも察していましたね。
ルーティと共に真実を知っていて、自分たちの拘束を解除するプログラムを開発しました。
脱走する間近に、暴走してしまったのは悲しかったですね。
黒の水が暴走してしまい、「龍使いの島」が崩壊しましたね。
亡くなる前に、自我を取り戻してファンメイに拘束を解除するプログラムを託したシーンはよかったですね。
まとめ
2巻は切ない場面も多かったけど、面白かったです!
「龍使いの島」を脱出したファンメイとヘイズがこれからどんな活躍をするのか楽しみだな。
次巻で 裕一が登場するのも気になります。
それでは、読んでくれてありがとうございました。
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