どうも,こんにちはっ!
今回は『86-エイティシックス-』の1巻の感想を書いていきます。(この記事にはネタバレが含まれますのでご留意ください)
この作品の世界観はスゴい良いですね。
1巻の表紙
最初に
僕がこのライトノベルを読んだキッカケは,物語の設定に惹かれたのもありますが,一番大きな要素としては表紙の女の子が可愛かったからです。 僕は,白髪ヒロイン,しかも長髪という自分の好きなヒロイン要素をバッチリつかまれてしまいましたw
表紙のレーナが泣いてるのが印象的ですね。 どうして泣いているのか知りたくなります。
魅力的な登場人物が多くて,とてもこれからの物語に期待ができる1巻だったなと読み終わった後感じました。 僕はどのキャラも好きだけど,ライデンが特に好きかなー。
それでは気になった場面,次に登場人物についての感想を書いていきます!
■ 86の人たち
元は共和国で暮らしていたけど,追い出されて,しかもとてもひどい扱いを受けているのに それでも生きるために戦い続けるのはスゴいと思いました。 シンが戦う理由は兄を弔う為だけど,5年も戦っているのはスゴいな。色んなモノを背負ってきているし。
最初の「スピアヘッド隊」の皆が仲良くしている場面は賑やかそうで読んでいて楽しかったです!
■ 登場人物が結構容赦なく亡くなっていく…
この「86-エイティシックス-」は結構容赦なく人が亡くなっていきますね…. この物語は戦争が舞台だから,しょうがないけど。 読む前は何人生き残るのかなと考えてたけど,5人しか生き残らないとは。 スゴイ厳しい世界ってことが分かりますね。
カイエが亡くなったときは結構ショックでした。 カイエのことを好きになり始めていたのに… 2巻以降もどんどん亡くなっていくのか不安です。
■ シンとレイの戦い!
シンが長年追っていた兄であるレイとの戦いに集中させるために,ライデン達が援護するところは良かったです。 もしアニメ化したらスゴイ映像映えしそうだな。
それに,レーナがシン達を助けに来たところはアツかったです!
アネットの幼なじみがシンだとは全く思わなかったので,驚きました。 レイとの戦いが終わっても止まることなく進んでいる シン達がカッコいいと感じたな。
● シン(シンエイ・ノウゼン)
シンは「スピアヘッド隊」の皆の中でも最古参で,色んなモノを背負っている少年です。 シンは 最初はスゴい真面目なのかなと思っていたけど,軽くふざけたりするところは良いな。
シンの能力で「レギオンの声」を聞くことができるというのは戦場では役に立つだろうけど,日常生活ではスゴい辛そうですね。
これまで亡くなった皆の意思を背負っているのも責任感があるなと感じますね。 シンがどこまで先にいけるのか,とても楽しみです。
● レーナ(ヴラディレーナ・ミリーゼ)
レーナは見た目からはスゴい冷静なのかなと思ったけど,真っ直ぐな良い子ですよね。 自分が気づかないうちに,「86」の人たちを差別していたことに気づいて後悔して,「スピアヘッド」の皆に謝ったところはとても印象に残っています。
また,シンとレイの最後の戦いに助けに来たときはアツかったです。 来るとは思っていたけど,カッコイイ登場の仕方だったな。
最後に,シンと再会したレーナがこれから何をしていくのか楽しみですね。 シンの声は聞いていたけど,実際に会って話すのは最後の場面だけだから,そこも尊いです。 シンとレーナのやりとりをもっと見たいなーと感じます。
● ライデン(ライデン・シュガ)
ライデンは,一番好きなキャラと言っても良いくらい好きなキャラかもしれませんw シンのことをとても信用していて,サポートしてあげるところとか。 友達にいてくれたら嬉しいなと思うような人間だなーと感じました。
そして,シンとライデンの過去をもっと知りたいと思ったな。個人的にライデンが生き残ってくれたのがとても嬉しかったです。
次巻では,もっとライデンにスポットが当たったら嬉しいです。
● その他の人物
・カイエ
カイエが亡くなったときはとてもショックでした。 皆があんまり接しなかったレーナに対しても,普通に接していて,白色人ということだけで相手を判断しなかったり。
結構重要な人物なのかなと生き残ると思っていたけど,亡くなってしまいましたね。
・ダイヤ
本当にあっさり亡くなりましたね。 自分が読み飛ばしてしまったのかなと思うくらいあっさりと亡くなってしまったので,ショックよりも驚きが強い感じでした。
チームのムードメーカーの役割を担っていたそうだから,最後まで生き残るのかなと思っていたけど残念ながらそうではなかったです…
・アネット
アネットは良いキャラですよね。 レーナの親友ではあるけど,レーナに対して思っていることはハッキリ言うところはよかったな。
アネットがシンの幼なじみだとは思いませんでした。 アネットとシンが再会するときの話が楽しみですね。
♦ まとめ
この小説を読んで,自分は気づかないうちに差別をしているのではないかと疑問を持つようになりました。 それほど,レーナも気づかなかったけど自分が「86」の人たちの名前を聞かなかったところに気にもとめなかったことがショックでした。
1巻の内容としては,起承転結がしっかりしていてストーリーも面白かったので,2巻以降も読みたいなと思いました。 それでは,読んでくれてありがとうございました。
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