どうも、こんにちは!
今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』10巻の感想を書いていきます。(この記事には、10巻のネタバレが含まれているのでご留意ください)
綾小路にどんどんアタックしていく一之瀬がよかったです。
「よう実2」10巻の表紙
10巻の感想
10巻の表紙は、鬼頭と山村の二人が飾りました。 これからの坂柳クラスでは更に重要な人物になってきそうだな。
今巻では2年生編3学期からの物語が描かれました!
3学期初めの特別試験は、2年生だけで行われました。 今回の試験は2年生で行われたので、七瀬や天沢の登場はありませんでした。
今回は 堀北クラスVS一之瀬クラス、坂柳クラスと龍園クラスの戦いが行われました。 個人的に期待していた盛上がりには欠けていた印象です。
今回の特別試験でも綾小路が活躍しなかったのも残念だったな。
坂柳や一之瀬など、各クラスのリーダーの変化についても描かれていました。
今回の試験の結果を受けて、特に坂柳がどう変化を遂げるのかが楽しみだなぁ。
学年末試験についての伏線が張られていましたね。
南雲との戦いにも決着が付いていないので、次巻では南雲との決着。 12巻で学年末試験が描かれるのかな?
それでは、気になった登場人物ごとに感想を書いていきます!
伊吹について、少し厳しい感想を書いているので、彼女が好きな人は注意してください
「よう実2」9.5巻の感想(ネタバレあり)
メイン登場人物ごとの感想
綾小路 清隆
綾小路は今巻でも表だって活躍することはありませんでした。
2年生編が始まったときに、自分の実力を出し惜しみするつもりはないと言っていたので、そろそろ口だけでなくて 活躍が見たいです。
今回の特別試験では、綾小路は活躍することはなく、逆にクラスの足を引っ張っていましたね(笑
一般常識がほとんどなく、堀北にも呆れられていたのは少し残念。
綾小路は学校内だったらトップクラスの実力を持っていて 相手に対して上から目線で話をしているけど、学校を卒業したらコミュニケーション力の問題で厳しい状況になる可能性がありそう。
綾小路は堀北と食事をしているときに、自然と微笑んでいましたね。 最終的には、堀北と結ばれる展開になるのかな。
綾小路が誰と付き合うのか、もしくは誰とも付き合わないのか、気になります。
坂柳 有栖
坂柳は 今回の試験ではクラス内の裏切りによって、初めての試験結果が最下位になってしまいました。
試験が始まる前から坂柳の敗北フラグが立っていましたが、龍園と一之瀬、そして裏切り者である橋本にやられてしまいましたね。
退学になってしまった神室とお別れする場面は印象的だったな。 普段の坂柳の姿とは異なっていて、凄い寂しい少女のようだったな。
坂柳は 神室が自分にとって「友人」であることに気づくことができたのはよかったですね。
坂柳が今回の失敗、敗北をどのように活かすことができるのか楽しみですね!
堀北 鈴音
堀北は少しずつ成長をしているところがいいですね。
綾小路からの指摘で、クラスの人たちを守るのも大切だけど、相手のクラスの厄介な人を 伊吹などの友人であっても退学にする意志を持つことが大切と教えられました。
堀北は今回の試験でも、クラスのリーダーとして活躍していましたね!
クラスのみんなが慌てている状況のときも、冷静に支えている姿が印象的だったな。
今巻では綾小路とのフラグが多かったように感じました。 現状考えると、最後に綾小路が誰かと付き合うとしたら堀北が一番可能性が高そう。
堀北と付き合ってもいいけど、個人的には一之瀬や坂柳、軽井沢の誰かと結ばれてほしいです(笑
一之瀬 帆波
一之瀬はクラスのみんなを守るという考えは変わらずに、成長・変化を遂げていました。
一之瀬が綾小路の部屋に訪れたときに、わざと携帯電話を忘れて 綾小路と二人きりで会っていたのは策士だったな。
一之瀬が「綾小路くんのことが好きで好きで仕方ない」と告白するところは可愛かったな。
綾小路への好意を隠そうとしないところは好感がもてますね。
特別試験のときは驚きもあったけど、クラスのリーダーとして活躍していてよかったですね。
個人的な感情も混じりながら、軽井沢を攻撃し続ける姿は少し狂気に映ったけど、個人的にはとてもよきでした。
どんどん積極的になっていく一之瀬が 綾小路との関係をどのように変化させていくのか楽しみだな!
橋本 正義
10巻のメインキャラクターですね。
今巻の冒頭は橋本でした。 全体にわたって、橋本について深掘りされる巻だったな。
橋本は 坂柳の実力に確信をもてなくなり、今回の試験では龍園に協力することで反旗を翻しました。
橋本は自分がAクラスで卒業するために、どんなことでもするつもりのようです。 Aクラスで卒業するためには、綾小路がAクラスに加入することが必須だと考えていました。
今巻では 坂柳の標的になったことで、橋本に退学フラグが出てきたように感じます。
今後、橋本が坂柳とどのように対立していくのか、どうやってAクラスに導いていくのか楽しみだな!
神室 真澄
神室が退学することになるとは。 少し好きなキャラクターだったので残念だけど、意外な退学者で面白かったです。
退学することになったときも驚きをみせず、アッサリしていたのは流石だったな。
神室は退学するときまで弱い姿を見せずにカッコ良かったです。
坂柳にクラスの裏切り者を退学することを約束しました。 これまで神室と橋本のやりとりは好きだったけど、その橋本が原因で退学になってしまうとは。
いつか、神室が再登場する展開があったら面白いですね。
龍園 翔
龍園は 10巻で挿絵で2回登場を果たしましたね!
龍園と坂柳の対決は非常に楽しみにしていたけど、これで決着だったらかなり肩透かしだなぁ。
今回、坂柳のクラスに勝利できたのも 橋本からの裏切り提案と一之瀬からの協力提案のおかげだから、龍園が勝ったという感じが全くないのが残念。
龍園が少しイキっている表情をみせていたのは面白かったな。
坂柳を破った形にはなったので、次は綾小路に勝負を挑むつもりなのかな?
今後、龍園がどんな展開になっていくのか楽しみだな。
軽井沢 恵
軽井沢は綾小路にべったりでしたね。 冬休み最後の日は 綾小路の部屋でずっと一緒にいたみたいで幸せそうだな。
特別試験では 一之瀬クラスからの攻撃をずっと受け続けました。 相手のクラスから集中攻撃を受け続けて、精神的に追い込まれてしまいました。
神室も退学になったことで、もしかしたら退学になってしまう可能性もありそう。
綾小路と軽井沢のやりとりにも 読者的に少しマンネリがきているので、学年末試験の頃に別れる展開は確実にありそうだな。
綾小路に依存している軽井沢が これからどんな成長をしていくのかが気になります!
森下 藍
森下の出番は多かったですね。 退学する神室の代わりとして、登場機会が増えていたのかな。
綾小路と軽井沢が一緒にいるときに接触を図り、二人と連絡先を交換しましたね。 連絡先を好感したことで、綾小路とどんな関わりをもっていくんだろう。
これからどんな活躍をするのか楽しみなキャラクターです。
渡辺 紀仁
渡辺の中学校のときのお話が明らかになりました。
一之瀬が綾小路に抱きついていたところを見てしまったときに、自分が悪かったと伝えて中学時代の恋話を伝えましたね。
修学旅行のときに言っていた好きな人も明らかになりました。 渡辺の好きな人は網倉のようですね。
網倉の親友である一之瀬にも応援されているので、頑張ってほしいです!
高円寺 六助
今巻では高円寺について焦点が当たることも多かったですね。
王に対して、差し入れをしたときの理由も明らかになりました。
高円寺は借りを作ったら、必ず返すことを重要にしていました。 綾小路は高円寺を利用できないか考えていましたね。
高円寺が綾小路に対して、「君の君自身への過大評価を正すことになる」と言っていたのが気になるな。
いつか、綾小路と高円寺が対決する展開になりそう。
高円寺は登場時から 綾小路に近い実力を持っていそうだから どんな展開になるのか気になります。
高円寺は 南雲たちとは違って、綾小路と同等以上に渡り合ってくれたら面白そうだな。
王 美雨
王は自分が部屋に引きこもっているときに助けてくれた人物を探していましたね。
その人物は高円寺で、一人で会う勇気が持てずに 綾小路の力を借りていました。
高円寺に会いに行くときに、綾小路が手配してくれると思っていたと言ったときは、凄い他人任せで面白かったな。
椎名 ひより
ひよりは現状のクラス状況をあまり良く思っていませんでした。 出番は少ないけど、今巻でも挿絵がありましたね!
これから 龍園クラスが危機に陥ったときに、重要な役割を担いそう。
伊吹 澪
伊吹は 本当に作者に愛されているキャラクターだな。
堀北に 友人の伊吹でも退学させることができるのかと綾小路に教えられる展開はあったけど、序盤の長い尺で伊吹が弁当作る流れは個人的に残念。
退学する展開には ほぼほぼならないだろうから、これからも活躍していきそうですね…
池
今回の試験では自分で考えてアイデアを提案していたのが印象的だったな。
堀北からも良いアイデアだと思われていて、これからも成長していきそう。
気になったこと
特別試験について
正直、今回の特別試験は 微妙だったなぁ。
一人の裏切り者がいたら、クラスの生徒が誰でも 誰を攻撃指定しているのかわかる仕組みなのかな。
一人の裏切りで即破綻する試験はがっかりしてしまったな。 携帯の使用が可能であるのもどうなんだろう。
誰を攻撃するのか指定するときに、クラスの人たちに気づかれないようにできなかったとしたら、残念に感じます。
学年末試験の前に、もう一つ特別試験があったりするのかな?
今回の特別試験でも最下位のクラスから退学者1名という形式が少しヌルいなと感じるので、今後の特別試験では退学者がもっと増えていくと嬉しいな。
次が学年の枠を超えた試験の場合は、南雲との戦いは決着を迎えてほしいです。
綾小路のクラス移動について
10巻の最後でようやく綾小路は本格的に動き出そうとしていました。
綾小路は 口にはするけど、結局 達成しないことが多いので、クラス移動は成し遂げてほしいな。
綾小路のクラス移動先については、一之瀬クラスが濃厚ですね。 龍園クラスは考えづらいし、坂柳クラスは 坂柳自身が否定しているので可能性が低そう。
綾小路が新しいクラスを作ったりする展開も考えてみたけど、流石に難しそうですね。
綾小路は渡辺や神崎、姫野など一之瀬クラスの人達と関わりが増えているので、クラス移動した後のことを考えて動いているのかな?
綾小路がクラス移動をするとしたら、学年末試験のあとだろうから、これから先の展開がとても楽しみです!
まとめ
今巻では 坂柳クラスが敗北する展開などが描かれましたね。
活躍していたキャラクターも退学になって、今後は誰が退学になっていくんだろう。
2年生編の画集が発売されることも決定しましたね! 毎巻、画集では描き下ろしのイラストが掲載されるので楽しみだなぁ。
それでは、読んでくれてありがとうございました。
コメント