どうも、こんにちは!
今回は『終わりのセラフ』28巻の感想を書いていきます。(この記事には、28巻のネタバレが含まれているのでご留意ください)
シノアの想いが報われてほしいです。
28巻の表紙
28巻の感想
28巻の表紙は 今巻で大活躍した阿朱羅丸とクルルが飾りました。 花束を抱えているクルルが美しいですね。
28巻では優一郎と仲間たちの戦いが描かれました!
優一郎はミカエラを選ぶか、ミカエラ以外の全人類の蘇生を選ぶかの選択を迫られていました。 予想通りの選択をしたけど、優一郎とミカエラはこれからどうなっていくんだろう。
阿朱羅丸が活躍する場面も多かったですね。 相棒である優一郎と阿朱羅丸が戦う展開は悲しかったけど、カッコ良かったですね!
シノアやグレンたちがどんな行動をしていくのかも楽しみだな。
それでは、気になった場面ごとに感想を書いていきます。
27巻の感想(ネタバレあり)
優一郎 VS 仲間たち!
ミカエラか他の家族のどちらかを選択しなくてはいけない状況になりましたが、優一郎はミカエラを選択しました。
ミカエラは自分の心を救ってほしい、茜たちや子どもたちを蘇生させようと涙を流しながら伝えたけど、優一郎の心は動かしませんでした。
優一郎はシノアたちに「家族」と伝えているけど、いつも 優一郎の中では ミカエラ>シノアたち家族>他人になっているところが少しモヤモヤしてしまうな。
優一郎 VS 仲間たち!
優一郎はミカエラを選び、グレンたちの元を脱出しようとしましたね。
グレンやフェリドたち、クルル、君月、与一たちが優一郎を止めようと攻撃しました!
クローリーとグレンの攻撃を刀を地面につけて、優一郎が避けるところはカッコ良かったなぁ。
優一郎はとても強くなったけど、グレンやクルルたちを乗り越えるのは 数的に流石に厳しいだろうな。
阿朱羅丸とクルルの過去
阿朱羅丸とクルルの過去が描かれました。 古代ギリシャのときに、阿朱羅丸がクルルを探し求めていましたね。
クルルが拷問にあって、死にかけているときに アシェラの前に四鎌童子が現われました。
アシェラはもう一度妹に会いたくて、クルルは死ねなくなったとしても 助けてほしいと願いました。
アシェラがクルルと再会することができるといいですね。
優一郎 VS 阿朱羅丸!!
28巻では優一郎と阿朱羅丸の戦いが描かれましたね。 優一郎は強くなるために、阿朱羅丸に無限の力を求めました。
阿朱羅丸は ミカエラが入っているから、優一郎の心が分からないようです。
優一郎が「みんなを救う」と言ったのに対して、阿朱羅丸が「おまえはいつもミカエラしか見てないだろ!!」と叫んだ場面は その通りすぎて印象に残っています。
阿朱羅丸は いつでも真祖と会話できる様子でした。 真祖は阿朱羅丸に対して、用済みだから喰われてもいいと伝えました。
散々利用してきたのに、用済みと伝えたことから真祖の冷酷な性格が伝わってきますね。
優一郎と阿朱羅丸の戦いは 終始優一郎が優位に戦っていましたね。
阿朱羅丸が自分の身体が両断されても、優の血を吸って 力を増やす戦い方は賢かったな。
優一郎の傷が回復しなかったのは、ミカエラが優一郎に負けてほしがってるから。
ミカエラは死にたがっているけど、アシェラが妹を諦めなかったのと同じように 優一郎もミカエラのことを死んでも諦めるつもりはないようです。
お互いボロボロになるほどの戦いをした結果、優一郎の勝利という結果に終わりました。
阿朱羅丸は優一郎に取り込まれてしまったけど、どうなってしまったんだろう?
優一郎の心に訴えかけるシノアたち!
シノアたちが優一郎に訴えかけているところは好きな場面だな。
シノアが涙を流しながら、優一郎に抱きつき「優さんがいなくなったら、生きていけないです」と告白とも感じられる言葉を伝えるシーンは印象に残りました。
シノアたちが優一郎に正気に戻すために家族の声を伝えるところはよかったですね。 この後に、優一郎がミカエラを選んで 仲間たちを置いていったのが余計に辛くなるけど。
優一郎が起きたときに、自分が膝枕をしていることに気づいて頬を赤らめる場面は可愛かったです!
優一郎が「ごめん、シノア」と言っただけで、これからの優一郎の行動に気づくところも切なかったなぁ。
自分の道を進むことを決める優一郎!
優一郎はグレンでも、四鎌童子でもなく自分の道を進むことを決めました!
優一郎はなにかの案を持っているようだけど、どんな計画だろう? グレンでもミカエラを犠牲にする以外考えつかなかったけど、何を思いついているんだろう。
優一郎の望みは「クソみたいな世界から家族を守ること」
最終的に優一郎の犠牲でみんなが救われる的な展開が起こらないことを願っています。
まとめ
28巻では優一郎が仲間たちとは別れて、ミカエラを選び 自分が選んだ道を進むこと決めました!
優一郎とミカエラの行動も気になるけど、優一郎に置いていかれたシノアたちの行動が特に気になるなぁ。
それでは、読んでくれてありがとうございました。
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