どうも,こんにちはっ!
今回は『七つの魔剣が支配する』3巻の感想を書いていきます。(この記事にはネタバレが含まれているのでご留意ください)
オフィーリアとカルロス,アルヴィンの関係性が印象に残ったなー
3巻の表紙
♦ 最初に
『七つの魔剣が支配する』も3巻まできましたね! 累計10万部を突破したそうで嬉しいです。 3巻の表紙は,オフィーリアとオリバーだったな。
最初,この表紙を見たときはこの女性は誰なんだろうなと疑問に思ったけど美しいですね。 確かに,この表紙をみるとオフィーリアに魅了されるのも分かる気がします(笑
1年生編最終巻である3巻はこれまでの巻と違って,内容が異質だったように思います。 結構「性」についての話題が出てきたりして評価が分かれそうではあるけど,ぼくは面白いなとおもいました。
今巻ではオリバー達も主人公ではあるけど,ゴッドフレイやオフィーリアも主人公であったように思います。
オフィーリアとカルロスの友情,オフィーリアの恋など上級生たちにも感情移入をしてしまいました。
それでは,気になった登場人物ごとに感想を書いていきます!
2巻の感想(ネタバレあり)
1巻の感想(ネタバレあり)
● オリバー=ホーン
3巻では,オリバーは復讐者としてうごくことはなかったですがピートを助けるために頑張りましたね。
オリバーが水の上を歩くときに,過去のことを思い出しているのが印象的でした。 オリバーにあの発言をしたのは口調的には父親かなって思ったけど,どうなんだろう。
巨大樹との戦いで先を読んで戦っていたのはカッコ良かったです。 オリバーは何かに特化しているわけではないけど,基礎を応用して戦う姿はいいですね。
オリバーは次巻では「復讐」のためにうごくようなので,どんな戦いが待っているのか楽しみです!
● ナナオ=ヒビヤ
ナナオは今巻でもカッコ良くて,可愛かったです。 戦闘のときは頼りがいがあってかっこよくて,オリバーといるときは可愛いかったな。
オリバーに教えてもらいながら,水の上を歩くところは面白かったです。 最後のオフィーリアとの戦いで,泣く子は斬れないとオリバーに謝るところはナナオの優しさが出ていましたね。
ナナオとオリバーの掛け合いが好きなので,次巻ではどんな掛け合いをするのか楽しみです!
● ミシェーラ=マクファーレン
シェラはとても頼りがいのあるお姉さんキャラが定着してきましたね。
『冥府の合戦場』でのオリバーとの息の合った連携や,オリバーが「魅了」に苦しんでいるので代わりに説明するなど,シェラのサポートが印象に残ったなー。
シェラも好きなキャラなので,これからの活躍が楽しみです!
● オフィーリア=サルウァトリー
3巻はオフィーリアの物語だったわけですが,悲しかったけど最期はカルロスと逝けたのはオフィーリア的にはよかったのかなと思いました。
3巻の最初のオフィーリアの「今度はあなたの子供を産むの?」という発言から,どんな少女なんだろうと興味をもつことができたな。
オフィーリアは壮絶な過去を抱えていて,初恋も実らずにキツかったです。 最初,オフィーリアが魔獣を身ごもっているという描写があったときは驚きました。
魔道を極めた者が至る,魔法使いの到達点「絶界詠唱」をつかえながらも,このような結末になってしまったのは悲しいな。
カルロスとオフィーリアの友情というか,関係は美しいというか素敵でした。
● カルロス=ウィットロウ
最初,アルウィンに「最後の冒険になる」と言ったときはどういう意味なんだろうと疑問に思いました。
読み終わったらこの言葉の意味が分かって,カルロスは最初から覚悟していたんだろうなーと思いました。
各章の最初に,オフィーリアの過去が描かれていたけど初めにオフィーリアの前に現われた人物がカルロスだったことが最後に明かされる展開は心にきて,よかったです。
● ヴェラ=ミリガン
ミリガンは頼れる先輩キャラだなー(笑 1巻の時は敵だったけど,今巻ではとても頼もしい味方でした。
ミリガンはカティを共同研究者として欲しているようだな。 ミリガンがオリバーのことを詮索しながら話しをするところが印象的でした!
ミリガン先輩はこれからも活躍しそうなキャラなので,これからの活躍が楽しみです。
● アルヴィン=ゴッドフレイ
アルヴィンは少年漫画の主人公のように真っ直ぐな性格をしていて,平和を望んでいるんだなと感じました。
オフィーリアに対して,「惹香」に惑わされないように自分を痛めつけるところはスゴかったですね(笑 本当に規格外の人間なんだろうなと伝わってきました。
アルヴィンは「学生統括」ということでこれからも活躍しそうなので,オリバーたちとの絡みが楽しみなキャラだな!
● ピート=レストン
ピートが,オリバーに出会うときの挿絵が良かったですね。 ピートが性別が反転する特殊体質だったことが,今回の騒動では影響したなー。
ピートは色々と騒動に巻き込まれがちだけど,その経験のおかげで成長していそうだな。
● その他の人物
●グウィン=シャーロッド
●シャノン=シャーロッド
今巻では,オリバーの兄妹であるグウィンとシャノンもピートの捜索で活躍しましたね! 最後にオリバーのもとにきていたのでリヴァーモアを撃退して,オリバーのところにきたのかな。
オフィーリアと並ぶ校内の危険人物であるリヴァーモアを退けてきたとしたら,スゴいですね。 オリバーの兄妹だから強いだろうけど,どのくらいの強さを持っているのか明かされるのが楽しみです!
●テレサ=カルステ
カルステは可愛かったです。
前巻でオリバーに言われたことを気にしていたのが可愛かったです。 しかも,その後ナナオに少しバレそうになっているし。
カルステはオリバーの意思を尊重してくれるところがアツかったです。 その後のオリバーを奮い立たせるような発言もよかったです。
オリバーが敵に出会うまでに敵の位置を教えるなど,優秀だったなー。 これからのカルステの活躍が楽しみです!
●カティ=アールト
カティは実力が足りなくて,オリバーたちについていくことはできなかったけど,ミリガン先輩と取引する活躍をしましたね!
カティやガイ,ピートはオリバーたちと実力にけっこう差があるから,これから特訓する展開がありそうだなあ。
♦ まとめ
第3巻はけっこうハードな内容が多かったですが,読み応えがあって面白かったです。 オフィーリアやカルロス,アルヴィンの先輩たちがとても良い個性をだしていましたね。
『七つの魔剣が支配する』は3巻まで到達しましたが,どんな略称をしたらいいんだろう。 もし知っている方がいたら,コメントで教えてもらえると幸いです!
次巻からは,オリバーも仮面をつけて復讐にはげみだすということで楽しみですね。 それでは,読んでくれてありがとうございました。
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